保育士不足はまだまだ深刻です。国の対策を求めます。処遇改善は悪くないのですが、認可だけ、とかそういうオチはやめてくださいね。知らずのうちに業界格差を助長しないでくださいね。
一人数万円程度の処遇改善は、必要ではあるものの保育士不足解消や保育の質向上に対して即効力に欠けます。それよりもむしろ職員配置基準を実態に見合うように手厚くしその分の人件費補助を出して下さい。労働環境や保育の質を維持するために独自に手厚くしている保育所は経営が苦しいです。配置基準ぴったりで運営している保育所は、労働環境が劣悪になる傾向にあります。離職率も高くなり採用費が人材紹介業界に流出し保育に活用されていません。(各自治体が本気の人材紹介窓口を作ってください)このままでは保育の質の維持は極めて困難です。こどものリスクにつながります。ほぼそういう傾向です、実態調査をしてください。本気で。(当社は頑張っています。でも維持は苦しいです)配置基準を見直すことで労働環境が改善され離職率が下がり採用費が下がり処遇改善も叶います。そういう現場の声をぜひ聴いてください。聴きに来い!ください。
あと、昨今では特に保育士のメンタルヘルスにも予算を割いて頂きたい。産業医等を自治体で手配するサポートを行ってください。保育に関わる課題は、こどもの育ちに関わる課題です。そしてそれは日本の未来の課題となります。だから本気で。本気で考えましょう!
子育て教育予算をGDPの6%まで引き上げてください。OECDで最下位との指摘に対し「国内のこどもの割合をちゃんと反映させたら他国との遜色ない。」とか胸張って文科省から資料発表している場合ではありません。おじいさん達、さっさと本腰入れてこどもに投資しないとこの国は終わります。
しっかり舵を切って、ダメダメの今だからこそ本気で福祉先進国を目指しましょう!CO2排出も抑えてエコロジー&福祉先進国を目指しましょうよ。であれば、そういう世の中へ向かうように、そういう教育保育に力を注ぎましょう!こども達へこそ投資しましょう!!
2021年11月、我々の一票が選んだこの新政権は、この深刻な課題に対し、果たしてどう応えてくれるのでしょうか。どこまで真剣に声を聴いてくれるでしょうか。今までどう応えてくれていたでしょうか。我々国民も大きな責任を抱えています。
なんて、偉そうに、みんなで叫びましょう!