ご出産おめでとうございます。産休を終え、これからあなたは育休に入ります。1年から3年は職場復帰せず、子育てに専念するママのスタートです。(保育所なんてまだ先の話です)
しかし、準備の早いあなたは、インターネットで保育所情報はすでに入手しています。「どうやら1歳から保育所に預けようとすると駅近の保育所や、評判の良い人気園にはまず入れないらしい。」しかし、あなたはまだそれほど深刻ではありません。なんでって?だって今は世界一かわいい私の赤ちゃんが目の前にいて、それだけで幸せいっぱいだから。保育所の事はなんとかなるでしょ。そう思って保育所探しなんて後回しにしてしまいます。
みんながみんな、同じことを考えているので仕方ありません。
例えば、高速道路が何十キロも渋滞して半日の予定が潰れてしまう事がわかっていてもゴールデンウィークに車でお出かけするように、試験日の前日になってから慌てて徹夜で勉強してしまうように、みんなが同じ思考で行動すれば、混んでしまうのは必然、そしてその時になって後悔してしまう事も少なくないのは、皆さんご存じの通りです。希望園に入れないだけで済めばまだ良い方で、市外の保育所を探しに行く方や、一時保育で乗り切る方も中には居ます。また、育休を延長して2歳からの入園枠を狙う方も。でもそれも同じことを考えている方がたくさんいた場合、やはり同じことが起きるかも知れません。そのうち我が子は成長し、母親としても子育てに疲れを感じてくるかも知れません。ずうっと1:1の子育ては息がつまることも少なくありません。また、こども自身も成長と共にお友達との関わりを求めるようになってきます。その頃には親としても保育環境にも興味が湧いてきます。できれば、我が子の個性をしっかり伸ばしてくれる教育環境のある保育所に入れたい。そんな思いも芽生えてきます。これは一例ですが、毎年何十組と入園相談を受けている私達からすれば、ほんとによくある話です。
では、どうすればいいの?
【プレイセンター式入園法】の物語では、こうなります。
ご出産おめでとうございます。産休を終え、これからあなたは育休に入ります。1年から3年は職場復帰せず、子育てに専念するママのスタートです。
まずあなたは、出産前に選んでおいた理想の保育所に問い合わせ見学に出かけます。園見学を終えたあなたはその園を気に入ります。そこで、今日から職場復帰を迎える日までの長い期間を、我が家ではどのように子育てしていきたいかを園長先生と話します。
例えばこんな感じで・・・・・
「基本的には一年間はゆっくり家で我が子と過ごし、子育てを楽しみたいと思っています。職場復帰も急いでいません。」
「職場復帰はいつ頃をお考えですか?」
「我が子が1歳になるのが10月ですから、10月頃から、或いはその翌年の4月から復帰しようかなと思っています。でもその頃に入園するのは難しいですよね。」
「そうですね、それを叶えるにはプレイセンター式で入園をお勧めします」
「この保育所に入れたいので、ぜひお願いしたいです。具体的にはどうすればいいですか?」
「入園すると、導入保育といって初めは少しずつ保育所に慣れて頂く期間があるのですが、わかりやすく言うとそのような利用をゆっくり始めます。一日2時間~4時間~6時間と、お子様の状況や親御さんのお気持ちによって、少しずつ利用して頂きます。もちろんご家庭のご都合でお休み頂いても構いません。東京都認証保育所は、月120時間以上の利用を必要とするご家庭に向けた保育所なので、原則的には毎週30時間程度の保育を必要として頂く事が条件となりますが、その中でお休みもできますし、半日利用もできます。全く利用しないという事はできませんが、しかしながら契約は皆様の子育てを縛るものではございませんので、利用の仕方は親御さんの意思で決められます。これも原則的な考え方です。(これは認可保育所ではできない仕組みです)」
「便利な仕組みという事は分かりました。でも月々保育料はかかりますよね。それは負担です。」
「仰る通り保育料はかかります。しかし、プレイセンター式入園法では保育料負担を軽減する事ができます。」
「どういうことですか?」
「プレイセンター式では、皆さん自身が保育アシスタントとなって保育室で一緒に過ごして頂くことができます。その時間は保育所と相談して自分で選ぶことができます。一日2時間から参加する事ができ、何回参加しても、しなくても構いません。アシストタイム10時間で5,000円の謝金がもらえます。一か月最大50時間まで参加でき、その場合25,000円の謝金が発生しますから、基本保育料が30,000円の場合は実質負担5,000円で済むという事になります。アシスタントはしてもしなくても自由に選べるものですから、どの程度この仕組みを利用するかご自分で決める事ができます。我が子と一緒に過ごしながらアシスタントする事もできますし、違うお部屋の保育をアシストする事もできます。皆様のメリットはたくさんあって、アシスト時間で保育所の日常をしっかり観察することができ保育方針もしっかり理解できますし、園長先生や保育士さんとも親しくなる事ができます。早々とママ友ができるかもしれません。保育士のスキルを学ぶこともできますし、子育てのヒントもたくさん得ることができます。何より、毎日ずうっと1:1で子育てするよりも、ママにとってもお子様にとってもそれは良い育ちを得ることができるはずです。」
「ありがとうございます。私もひとりでの子育ては不安ですし、育休中の今のうちにゆっくりと保育所のことも知りたいので、保育アシスタントには興味があります。私は週1回3時間程度を目安にその時の気持ちで決めたいと思いますがいいですか?」
「もちろんです。決めるのはもう少し後でも構いません。離乳食が始まる5か月頃まではどうぞご自宅でゆっくりお過ごしください。離乳の開始時期から少しずつ保育所を利用し始めることをお勧めします。その頃はママはたくさん情報が欲しい時期ですから。5~6ヵ月頃から導入利用を開始して、保育アシスタントをするのはその後に考えても良いと思います。ご相談しながら一緒に子育てして参りましょう。」
「保育所を利用していない時間でも、いろいろ相談しても構いませんか?」
「もちろんです。契約後は保育所の開所時間であれば、いつでもチャットやお電話でのご相談にものれますよ。」
「とても頼もしいです。安心して子育てが始められそうです。この時期に入園しておけば、我が子が1歳になって職場復帰する際に保育所探しをしなくて済みます。」
「その通りですね。では契約に向け話を進めて参りましょう。」